UGSFをアニメ化する方法 第一章

UGSFアニメ化計画の始まり

お久しぶりです。storchPです。今日は何故、弊サークルがUGSFアニメ化計画というプロジェクトを始めたか、順を追って話をしていこうかなと思います
ファンジンコンテンツ不足、公式による新コンテンツ不足、厳しい状況が続くUGSFで何故アニメを作ろうと思ったのか、それを語りたいのです。
尚、来月2022年10月14日にはUGSFアニメ化計画第二弾、スターブレード・ジ・アニメーション-オペレーションホワイトスノウ-も公開されますがそれまでに一通りのお話をしていきますので、しばし、お付き合い頂ければ幸いです。

始まりはNewSpaceOrder

UGSFのアニメを作ろう、その決意に至ったのは実は決してポジティブな動機ではありませんでした。
2004年に発表された株式会社ナムコ(バンダイナムコに合併前)発表されたNewSpaceOrderはナムコUGSFシリーズの設定を総括した最高にクールな設定とストーリー、そして最高に面白いゲーム性で、ロケテ当時(当時新横浜と高田馬場で行われていた)から私は廃課金勢となり、毎日仕事の終わりに新横浜に立ち寄りプレイし、週末には対戦会を主催し、多くの方と知り合い、親睦を深めました。
そして誰もが言いました。

NewSpaceOrderは発売されたら凄い事になると。
私もそのゲームの出来の良さ、そしてUGSFの設定を総括した壮大な設定と物語から恐らく発売されればマルチメディア展開し、ゲームやアニメ、コミックも出るだろうと。
そして、このゲームをより広く伝えなければならないと思い、同人活動にも手を出すようになりました。
それが無印版StarArchiveになります。

しかし、この予測は裏切られる形になります。
2008年前半、NewSpaceOrderはナムコ・バンダイ統合によるバンダイナムコエンターテインメント設立に伴い、開発が中止されてしまったのです。
私は落胆しました。
もうUGSFのリッチコンテンツは手に入らないのだと。
一方で私は諦めの悪い人間でした。
リッチコンテンツが手に入らないのであれば作れば良いのだと。
NewSpaceOrderというゲームを作る事は出来なくても、これまで培ったCGの技術でアニメならば作る事が出来るのではないかと、そこから私のUGSFアニメ化計画の歩みは始まったのです。

ファンイベントでのコンセプトムービー・プロジェクト名:スターライトエンゲージ

2008年11月2日、蒲田PIOには50人を超えるUGSFファンが集まっていました。
当サークルUGSF.ORGとKei氏が代表を務めるUGSF-WESTとの合同イベント「連邦議会」が開かれたのです。
そこで私は、LightWave3Dでモデリングした航宙機ジオソードの編隊飛行動画をコンセプトムービーとして発表しました


たった一分のコンセプトムービーでしたが、観衆から矢継ぎ早に質問が来ました。
「このアニメの本編はいつ発表されるのか」
私は具体的なスケジュールについては約束しませんでしたが、必ず本編を作り、公開すると約束しました。
しかし、実際の製作には幾つものステップを踏まなければならなかったのです

続く

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