本格的なアニメへの挑戦
キャラクターを出す事の難しさ
前作のスターブレード・ジ・アニメーションが好評だった事もあり、私は次回作としていよいよキャラクターアニメーションによるドラマパート付きの作品に着手する事を決意しました。
シナリオは星降る宙のダンデリオンの後日談であり、前作の2987年、ダンデリオンの2988年より後の2989年となっています。
ここで最初の難関が訪れます。
星降る宙のダンデリオンの後日談と言う事もあり、登場人物はこの作品に準じたものになりますがそのイメージに合うMMDキャラクターモデルを探さなければなりません。
私はニコニ立体やニコニコ静画で「MMDモデル配布あり」タグを検索し、登場人物のイメージに合うキャラクターモデルをまず探すところから始まりました。
次に制服です。
UGSFには年代別に制服が切り替わっていますが、今作品では地球人・ボスコニアン混成実証艦隊・ラベンダーフリートが舞台となっており、性別を持たないボスコニアンを数多く有する都合上、男女兼用であるUGSF2400年代制服が復刻して使われていると言う設定ですが、この衣裳がMMDには存在しません。
そこで、親しいMMDモデラ―さんにお願いして制服を発注しました。
これがなければどうにもならない訳で、お願いする時は大変緊張しました。
次にメカモデルです。
UGSFアニメ化計画で必要な主要なモデルは私が前作でかなり作っていましたが、それでも私の技術では追い付かないモデルもあり、そうした物はつなごーさんにご協力頂いて作って頂きました。
次に声優さんです。
既にフォロワーで親しくさせて頂いている声優さんは何名かいらっしゃいましたが、それでも今回のシナリオでは人数が足りず、残る声優さんをTwitterで探しましたが、中々これぞという声優さんが見つかりません。
かつてはアマチュア声優さんのデータベース「こえ部」がありましたが既にサービス終了しており、途方に暮れるばかり。
そんな中で、友人から声優検索プラットフォームのiikoeを教えて頂き、残る声優さんを探し、オファーさせて頂きました。
最後に残るのがドラマパートの作成です。
今回のシナリオでは戦闘シーンは勿論、キャラクターによるドラマパートの制作が肝でした。
しかし、これを私一人で作るのは困難であり、誰かの助力が必要だったのです。
そこで、キャラクターモデルの使用に長けたMMDerの方にご助力をお願いして回りましたが、折り悪く、丁度みなさん大規模合作に参加中で手が離せない状態でした。
そんな中、フォロワーのスプリガン提督氏が快く引き受けて下さり、戦闘シーンは私が、ドラマパートのモーションはスプリガン提督氏に制作をお願いし、それぞれ出来上がった動画を編集で繋ぎこみ、UGSFアニメ化計画第二弾 スターブレード・ジ・アニメーション-オペレーションホワイトスノウ-は完成の目途が立ったのです。
オリジナル主題歌を作ろう
スターブレード・ジ・アニメーション-オペレーションホワイトスノウ-にはオリジナル主題歌、H@NDS!!!!が用意されており、オリジナル主題歌とOPアニメが冒頭に流れます。
メカアクションアニメらしからぬ、明るい曲調となっていますが、これは元々の星降る宙のダンデリオンの流れをくむ作品であり、主人公達が強い友情と共に様々な問題に向き合いながら希望を求めて生きていくというコンセプトからそうなっています。
元々私には学生時代から作曲の心得があり、今回も随分前からUGSFのリッチコンテンツを出すには主題歌が必要と思い、作っていた作品です。
ボーカルにはヒロインのジョディ役、RYUNKA氏、そして主人公のカケル役、闇薔薇氏にお願いをしてミキシングしました。
主題歌の単品公開も行う予定ですので、こちらも是非聞いて頂ければと思います。
UGSFアニメ化計画について
最初はまず完成させられる事を目標にミニマムな構成で作ったUGSFアニメ化計画も、第二弾では大人数で本当にやりたい事を詰め込んだ作品に出来ました。
本当に多くの人の協力で、UGSFアニメ化計画第二弾は作られました。
最初は「UGSFはポートフォリオにならない」と外部の人に断られたUGSF、しかし、それに対して温かくご助力頂ける方もまた、大勢いたのです。
心よりお礼申し上げます。
UGSFアニメ化計画第二弾、スターブレード・ジ・アニメーション-オペレーションホワイトスノウ-は今年2022年10月14日21時公開です。
どうぞお楽しみに!
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